文鳥と暮らす2
前回は、シルバー文鳥のちょっちょさんをお迎えした当日とその翌日について書いた気がする。
今回は、はじめての健康診断について書こうかなと。
お迎えして一週間経った日。この日は連れ合いが休みだった。
そろそろ環境にも慣れて落ち着いて来ただろうと思い、病院に行って健康診断をしてもらうことに決めたのである。もし、病気を持っていた場合、診断で早期発見し完治は難しいもののちゃんとした対応を取ることができるからだ。
本来は、迎えた当日や翌日などに連れて行くのがベストなのだが、ちょっちょさんのあまりのおびえっぷりに、「このまままた知らないところに連れて行って、知らない人間にいじくりまわされたらショック死してしまうのでは?」と、我々がビビったので、一週間経過してしまったのだ。
さあ、ちょっちょさんを鳥用キャリーに入れていざ外へ。
幸い、鳥も診てもらえる動物病院はすぐそこで、歩いても10分かからない。ほんとうに、恵まれた環境に住んでいるなと、今住んでいるマンションを紹介して下すった業者さんに感謝した。
しかし、交通量の多い道路を通るので、すぐそばを車がびゅんびゅん走っていく。車の音も相当なもので、保温バッグのなかのちょっちょさんがストレスのあまり死んでしまうのではないかとハラハラしていた。そう、お気づきだと思うが、我々ふたりはかなりの心配性なのだ
どうにかこうにか病院にたどり着くと、やさしそうな先生が出迎えてくだすった。連れ合いは昔々、ここでハムスターを診てもらったことがあるそうな。ちなみに、この病院の壁に、川越市のローカルヒーロー 『鎧勇騎 月兎』のポスターが貼ってあった。
地元住民ながら、このポスターを拝見するまで存在を知らなかった。ほんとうに申し訳ない。
ちなみに東京MXにて好評放送中です。
この日は事前に予約をしてから来ていたため、ちょっちょさんはすぐに診察室へ。先生は慣れた手つきでちょっちょさんを握ると、さっそく診断をしてくださった。ギャーッ! と叫ぶちょっちょさんに罪悪感を抱きつつも、これも必要なことだからと耐えた。(ちょっちょさんはふだん小さな声で鳴くので、こんな大きな声が出るのかとおどろいたものだった)
ちょっちょさんは問題なく健康体。骨盤がやや狭いため、男の子の可能性が高い。だが、このままさえずらなければ女の子である可能性がある、とのこと。
乾燥しないようにラップで包んだフンも持参し、検査していただいたところ、病気などもなさそうでほっと一安心。
ちなみに、ちょっちょさんは先生の手のなかから飛びだして、一目散に私の肩に飛びついて来た。これは、ちょっと、うれしかった。信頼されているらしい。
検査料金は2000円行かない程度。これまで、犬や猫を病院に連れて行って、そのたびに高額な金がかかっていたのを知っていたので、鳥と言えども安くはないだろうと覚悟していたのだが、予想よりもはるかに安くて驚いた。
そんなこんなで、ちょっちょさんの健康診断は無事終了。
今後も定期的に診てもらおうと思っている。
これからも健康に、健やかに育ってほしいものだ。