初めてのホテルランチビュッフェ~イチゴジラ~
品川にあるレトリングスホテル東京インターコンチネンタルにて開催中の、コラボビュッフェ、イチ・ゴジラへ行ってきたことを今更ながら書こうと思う。
ちなみに行ってきたのは2月14日。この日はバレンタインデー。連れ合いとの交際開始記念日なのである、とどうでもいいのろけ。
私も連れ合いもどちらも特撮を愛好しており、ゴジラシリーズもすべてではないがチェックしている。2016年に公開された『シン・ゴジラ』は連れ合いが特に好きな作品なので、せっかくだから行ってみようという話になったのだ。
私はこれまた父の好みの関係で、幼少期はいわゆるプロレス時代のゴジラ映画を見せてもらったことはない。今後チェックしていこうとは思っている。連れ合いはミレニアム以降は映画館へ行ったことがあるとのことだが、昭和やVSシリーズはあまり触れていないそう。
ビュッフェ会場前のスペースでは金ぴかのシン・ゴジラがお出迎え。
屋内だというのに、この解放感。これが高級ホテルか、と震えあがるふたり。
我々は宿泊したホテルで夕食や朝食のビュッフェをいただいたことはあるが、ランチビュッフェというのはこれが初めてなのである。そもそもこんなお高そうなホテルに来ることはまずないので、まったくの未知の体験だ。
初めてのドレスコード(とはいえスマートカジュアルだからそこまでかしこまる必要性はないのだが)に戸惑い、あれやこれやと試行錯誤を繰り返し、「これならば場違いだと追い出されないだろうか」と普段着ないような上等な服を選んで来た次第なのだ。
しかし、まあ、スマートカジュアルだけあって、ほかの方々はカジュアルな服装をされている。そこまで気にする必要はなかったかもしれない。
さて、話をビュッフェへ戻そう
席に案内されると、ご覧のナプキンが置いてあった。汚すのはもったいないと思い、こっそり鞄に忍ばせて持って帰ってきてしまった。まったくマナーの悪い客だ。
デザートビュッフェがずらり。ちなみに、ほかのお客様の顔の写り込みが多すぎて、ここに載せられないお料理もあった。
ゴジラやほかの怪獣をモチーフにしたスイーツがずらり。どれもこれも、うまい。語彙が貧困なのでシンプルに言う。うまい。うまいのだ。特に、イチゴチョコのチョコレートファウンテンが最高だった。よそのイチゴチョコとは何かが違う。そして、イチゴのマシュマロも格段にうまい。
スイーツだけでなく、料理にもイチゴが取り入れられていた。ローストビーフのイチゴソースなど。甘いものとしょっぱいものが苦手な自分でもいけた。うまい。
怪獣たちのソフビが、にぎわいを添えている。
このモスラの幼虫がとてもかわいい。どうでもいいかもしれないが、私はモスラがいちばんすきだ。モスラへの思い入れについては、またいつか書きたい。
会場には、実際に使われていたフィルムや脚本などの資料も展示されていた。スイーツや料理だけでなく、ちゃんとゴジラ作品の歴史にもちらりと触れることができる。
いわゆる、「映える盛り方」というのがてんで分からないので、こんな感じにしか料理を盛れなかった。まあ、おいしく食べられればいいのだ。
ローストビーフの近くにおられました『ファイナルウォーズ』のゴジラ。私はミレニアムゴジラのデザインが好きだったのでファイナルウォーズで変更されたのは、当時はちょっと不服だったりする。耳がとがっているのは初代ゴジラを思わせるし、スピーディでスタイリッシュなアクションが多かった『ファイナルウォーズ』にぴったりなデザインだと今では思う。
そういえば、品川は『シン・ゴジラ』で上陸したゴジラ第二形態(愛称・蒲田くん)が成長して第三形態になった場所だった。映画ゆかりの地で食べる極上のスイーツ。なかなかいいものだ。
また、これでホテルビュッフェというものがなんとなくわかったので、今後ひそかに憧れているヒルトン東京のスイーツビュッフェにもチャレンジしてみたい。